教育相談部門の概要

 教育相談部門は、福島大学教育学部附属教育実践総合センター時代に設立され今日にいたります。教育相談部門には、2名の専任教員をもち、次のような事業を展開しています。

  • 「臨床心理・教育相談室」における相談活動

    地域への貢献活動の一環として、心の悩みや心理的・発達的な問題について援助を行っています。

  • 「ふくしま教職員こころのケア事業」、「教職員メンタルヘルスカウンセリング事業」

    学校公立学校共済組合福島支部「ふくしま教職員こころのケア事業」および「教職員メンタルヘルスカウンセリング事業」に協力しています。

  • 心理臨床に関わる研究活動

    「福島大学心理臨床研究」と題する紀要を発行して、心理臨床についての研究を行っています。

  • 学校臨床心理専攻の大学院生の指導

    大学院(学校臨床心理専攻)の授業担当、臨床心理領域大学院生の修論指導に関わる指導を行っています。
    また、「臨床心理・教育相談室」は、公認心理師・臨床心理士を目指す大学院生の臨床実習施設も兼ねており、グループワークや、相談の陪席、相談員と大学院生とでの親子並行面接の実施などを、教員の指導のもとで行っています。

  • 「教育臨床」研修講座の運営

    講座は昼間1クラス、夜間4クラス開講、毎年5月~翌年2月まで月1回(8月を除く)開催されています。講師は、当部門専任教員、人間発達文化研究科教員が行い、主に事例にもとづいて支援のありかたについての活発な議論を行っています。

  • 地域の教育臨床に関わるサポート

    地域の学校などで、教育臨床に関わるサポート(スクールカウンセラー活動など)を行っています。